米国におけるCSA

oaadmin CSA, オープンアグリ

米国では、当サイトでも参考にしているCSA(コミュニティ サポーテッド アグリカルチャー)の事例が多数存在します。その事例は、ひとつひとつが特徴やポリシー、ビジョンをもったもので、アメリカの多様性をかいま見る事ができます。

一般的な観光地にもCSAを基礎とした活動が見受けられ、例えばサンフランシスコのファーマーズマーケットは、とても有名です。

Ferry Plaza Farmers Market(フェリー・プラザ・ファーマーズ・マーケット)

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サンフランシスコ湾に突き出したフェリービルディングで火曜日と水曜日に開催されています。認可を受けた生産者のみが出展できるようですが、加工品や、アクセサリ等も販売されておりました。サンフランシスコ市民だけではなく観光客も多く、日本人の買い物客も時折見かけます。消費者/観光客からの見え方は、通常のファーマーズマーケットに近いものですが、CUESAとう組織が運営していて、教育等にも力を入れており、単なる販売会ではないことが見受けられます。生産者は、主にカリフォルニア州に集中していて、日本で言う地産地消に近い印象をうけます。

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ファーマーズマーケットの楽しみ方も人それぞれで、ランニングをしながら買い物をする方や、音楽を奏でる人もいました。とくに土曜日は、リラックスした楽しいムードでファーマーズマーケットが包まれており、なんとも幸せを感じる事ができる販売会になっています。もちろん、野菜や果物もたくさんおかれており、買い物客は試食をしながら選ぶ事ができるようになっています。生産者は、当日の売上げだけではなく、長期的な視点での顧客獲得を目指しているように感じました。

 

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見せ方に関しても、日本人の私たちからみると「モダン」に見えるよう努力されており、客層も日本の直売所よりも若いように見えました。日本でも、都市圏を中心に大規模なファーマーズマーケットが開かれておりますが、異なるのは、地域密着である事です。都市圏ですと、販売できる野菜・果物の量や種類は限定されてしまいますが、一回の販売会ではなく、数年後の地域社会を考えた取組みとして、同様の考え方は日本にも必要であると感じました。

私たちオープンアグリは、様々な地域、たくさんの生産者の皆様と連携して、日本におけるCSA活動を推進して行きたいと考えています。